実務者研修について

2012年4月に始まった実務者研修。

介護福祉士を目指している人にとって実務者研修の取得は介護福祉士になるための第一歩であり、国家試験受験に備えて基本知識や技術を学ぶ研修とされています。

また介護福祉士の受験には、1015年から3年の実務経験と実務者研修の修了が求められており、介護福祉士になりたい人にとっては避けては通れないものとなっています。

ちなみに実務者研修を修了していれば介護福祉士の実技試験が免除されます。

介護の仕事に就く予定の人も、スキルアップを目指している人も本格的な介護に関する知識や技術を身に付けることのできる研修となっています。

なお、持っている資格の種類に応じて実務者研修の受講時間が変わります。

〈実務者研修の受講期間〉

約6ヶ月

〈実務者研修の対象者〉

・介護福祉士になりたい人
・国家試験を受験予定の人
・介護職員初任者研修(旧・ホームヘルパー2級)を修了した人
・サービス提供責任者になりたい人
・医療的ケアについて学びたい人

〈保有資格ごとの受講時間〉

・介護職員基礎研修:50時間
・ホームヘルパー1級:95時間
・介護職員初任者研修(旧・ホームヘルパー2級):302時間
・資格なし、ホームヘルパー3級:450時間

〈実務者研修の特徴〉

介護福祉士国家試験の実技試験が免除に

実務者研修を修了していれば、介護福祉士国家試験の実技試験を受ける必要がありません。

また、2015年以降に介護福祉士国家試験を受ける人は必ず実務者研修を受ける必要があります。

サービス提供責任者として働くことで仕事の幅が拡大

2013年4月以降は実務者研修もしくは介護福祉士の資格を持っている人でなければサービス提供責任者になることができません。(既に介護職員基礎研修、ホームヘルパー1級を持っている方はサービス提供責任者になれます。)

訪問介護事業所にはサービス提供責任者を置かなくてはなりませんので、そのポジションに就くチャンスが増えます。

社会人でも負担のかからないカリキュラム設定で安心

働いている人にも受講しやすくするためにカリキュラムは自宅学習が中心。

スクーリングが開始してからも仕事の都合や病気などで欠席せざるを得ない場合は振替受講の相談に応じます。

【医療的ケアについて】

これまで医師および看護師以外の立場で喀痰吸引や経管栄養を行うことは原則的には認められていませんでした。

しかし2012年4月以降は介護職員でも研修を受ければ喀痰吸引(口腔内・鼻腔内・気管カニューレ内部)および経管栄養(胃ろうもしくは腸ろうによる経管栄養と経鼻経管栄養)が行えるように法改正されました。

喀痰吸引と経管栄養に関する基本的な内容については自宅で学習し、その後は演習で実践的な方法を学びます。

そして無事演習を修了した人には証明書が発行されます。

ただし実務者研修修了後も医療的ケアを行う場合には必ず勤め先の病院で実施研修をするようにしてください。

 

 

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